老齢人ロの急激な増加と共に認知症高齢者は、社会的に大きな問題となっています。一方では、女性の社会進出や核家族に伴う高齢者単独世帯の増加等、介護力の低下は、老後生活の不安要因となっております。
「ぼけても普通に生きられること」が高齢社会の最大の課題であり、みんなの願いでもあります。
両親の介護体験と保健師として34年間地域に携わる中、認知症老人ケアの在り方に疑問を抱き続けている時に、日本ではじめて北欧型グループホームを開設された函館あいの里総合施設長林崎光弘氏の理念に触発され、あいの里認知症老人ケア上級研修を経て、スウェーデン代表 池田 礼子王室シルビア学校認知症介護研修に参加、「認知症になっても人生の質が保証される介護の実態」を学び、グループホームケアこそ理想の介護であると確信いたしました。
高齢社会にふさわしい柔軟な発想で、福祉の拠点づくりを目標にNPO法人を設立、介護保険法に基づく認知症対応型共同生活介護事業所「グループホーム桃の家」では、「人間としての尊厳」を基本理念に、認知症高齢者とその家族に安心とよろこびのある日々を提供し、利用者と家族のニ－ズに応えながら、安心できる長寿社会の構築に寄与できるよう努めてまいります。
特定非営利活動法人ケアーサポートはんず 桃の家
代表 池田 礼子
